すっかり秋も深まってきました。
プラザの周りのススキ原がきれいに刈り取られていてすっきり。
刈り払われた野原の縁に、こんなお家の形をした祠が顔を見せていました。
大きなウラジロモミの根元に抱えらこまれた祠の横には、立派な弓の形をしたお印が立っていました。大事にされているのですね。
さて森への入り口で迎えてくれたのは、紫色のヤナギハナガサが風に揺られて手を振ってくれました。秋の森は赤や黄色に目を奪われがちですが、こんな小さな青色の世界も広がっています。
コセンダングサの実にくっつかれないように気を付けて歩いていくと、森の中で足元のリンドウと出会いました。
すっきりとしたブルーが、色を失いつつある林床に映えます。
近くにはこんな紫ががった青色も。
葉っぱの感じからニラの仲間の花のようです。
強いとげとげを誇っていたタイアザミもこの季節になると、優し気に見えます。
森の縁のところに、青いノササゲの実がぶらさがっていました。
不思議な色に見惚れます。
お気に入りの色を見つけながら、秋の森の散策をぜひ楽しんでみてください。