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マムシグサ

生きものの特徴 マムシとは、日本にいる毒を持つヘビです。茎にこのヘビの皮のような模様があることから「マムシグサ(蝮草)」と名前がつけられました。森や林の湿った土に育ちます。球根の大きさによって、オスの株、メスの株に変化します。4月~7月にヘビが舌を出しているような形の花が咲き、秋に朱色の実をたくさんつけます。
南陵の森メモ このマムシグサは、秋になると朱色の実をつけ、寒い冬にはその姿を消しますが、実は何年も生きる多年草です。南陵の森では、毎年同じ場所からこのマムシグサが伸びてきて、ヘビのようなユニークな姿を見せてくれます。またマムシグサの朱色の実は、ジョウビタキなど冬の鳥たちの大切な食べ物になっています。