お知らせ

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南陵の森だより~木たちがねむりから覚める春です~(2021.4.8更新)

「ホーホケキョ、ホーホケキョ」とウグイスの鳴き声が
聞こえてきます。
木たちは少しずつ芽から葉っぱを出し、「あ~あ」と
背のびをしているようです。



コナラの葉っぱには銀色の毛がたくさん生え、太陽の光
にきらきらと光っています。
アラカシの新しい葉っぱは茶色で、垂れています。
ミズキの葉っぱは、広くて淡いきれいな黄緑色をしてい
ます。





ヤマグワやヒメコウゾなどのように木たちの花はときに
目立たなく、ひっそり咲いています。
よーくみると、ハナイカダのように葉っぱの上に咲いて
いるめずらしい花もあります。





ミツバツツジやヤマツツジは華やかな花を咲かせていま
すね。
ベニバナハコネウツギもこれから次々と紅色の花を
咲かせそうです。



まだまだ春の光は森の地面にも届くので、ホウチャクソウ
の花やシュンランの花がみられます。
森の周辺では地面にはうように咲くキランソウやサギゴケ
がみられます。




おさんぽ道を歩いていると、キチョウやベニシジミなどが
ひらひらまいながら、ときにはちょっと一休みしながら
案内してくれます。





春は毎日少しずつ変化しています。今はまだ、木たちの
葉っぱはやわらかく若葉色をしています。
目が覚めて少しずつ変化していく葉っぱを見に歩いて
みませんか?