まだまださむーい南鐐の森。
昨日は富士山にも待望の雪が降り、山頂は真っ白に。
どこかに春はやってきていないでしょうか?
そんな想いで散歩をはじめて
最初に目にとまったのは木々の枝先
ほんとにわずかですが、赤らんで
膨らみかけています。
こんな形のものも。
小さくばんざいをしているみたい。
枝先に小さなふくらみが見え始めると、
次々といろんな形が見つかりだします。
枯れた葉っぱにも、穏やかなお日様の光が平等にあたっていて、
透き通る感じが美しく、あたたかそう。
冬の森は、夏のように着飾ったところがないからか
どこか近しく感じたり。
そうすると、今度は逆に、こーんな冬の季節なのにアオアオと
している植物みっけ。
生命力を感じます。だからお正月やクリスマスに、緑のものを
かざるのでしょう。そんな道理が実感。
最後に、藪の中から目に飛び込んできた、“赤”!
お日様の光に温められて発火したような赤いツバキの花を眺めて
今日の春探しは帰り道となりました。