お知らせ

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南陵の森だより~春の気配をさがして~(2021.1.26)

まだまださむーい南鐐の森。
昨日は富士山にも待望の雪が降り、山頂は真っ白に。
どこかに春はやってきていないでしょうか?

そんな想いで散歩をはじめて
最初に目にとまったのは木々の枝先

ほんとにわずかですが、赤らんで
膨らみかけています。

こんな形のものも。
小さくばんざいをしているみたい。

枝先に小さなふくらみが見え始めると、
次々といろんな形が見つかりだします。

枯れた葉っぱにも、穏やかなお日様の光が平等にあたっていて、
透き通る感じが美しく、あたたかそう。

冬の森は、夏のように着飾ったところがないからか
どこか近しく感じたり。

そうすると、今度は逆に、こーんな冬の季節なのにアオアオと
している植物みっけ。

生命力を感じます。だからお正月やクリスマスに、緑のものを
かざるのでしょう。そんな道理が実感。

最後に、藪の中から目に飛び込んできた、“赤”!

お日様の光に温められて発火したような赤いツバキの花を眺めて
今日の春探しは帰り道となりました。