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キンラン

キンラン
生きものの特徴 林内に発生する高さ30~70cmの多年草で、地生ランです。
黄色い花を3~12個つけます。雑木林の減少や、下草刈りなどの森の手入れを人がしなくなったこと、そして盗掘などによって個体数を減らしています。 環境省のレッドリスト(2007)では、絶滅危惧II類(VU)に登録されています。キンランだけでは生きていくことができず、樹木と土壌の菌と共生しながら生きていいます。
南陵の森メモ 南陵工業団地の開発のため森の中に生息していたキンランを、地元の富士根北中学校の生徒の皆さんが、一株、一株を掘り出して、南陵の森へ移植しました。奇跡的にこのキンランが南陵の森でも生きることができました。
南陵の森では、絶滅が危惧されているキンランを保全する活動をしています。人がしっかりと森の手入れをし、見守ることで、きれいな姿を見せてくれています。