活動報告

お知らせ

10月14日(水)企業森づくり活動②を実施しました!

10月14日(水)に今年度の2回目の企業森づくり活動と
なる「シノダケの刈り取り」を実施しました!

今回は、富士宮通運(株)3名、(株)佐藤工機2名、
(株)サトウ2名、(株)アマダ3名、(株)望月鉄工所2名、
(株)TOKAI1名、エリエールペーパー(株)2名の合計15名の
方がご参加くださいました。

今回も初めてご参加いただいた方も多くいらっしゃり、
回を重ねるごとに、色々な方に南陵の森と関わってもらう
ことができてきました。

少しずつですが、南陵工業団地進出企業の皆様の
ゆるやかな繋がりができてきています。


森が育つのと同じ様に、とても嬉しく感じています。

さて、最初は恒例のゴミ拾いからのスタートです!




毎回、ゴミ拾いをしていますが、どこからともなくゴミが
落ちており、今回もたくさんのゴミが集まりました。

少しショックではありますが、人間が投棄しただけでなく、
カラス等の野生動物が運んできたものもあるかもしれません。

南陵の森のゴミ問題は、進出企業だけでなく富士宮市や
フォレストセイバー、近隣住民の皆さんと一緒に協力しながら
考えていかなければいけない問題です。

ゴミ拾いの後は、南陵の森で最近問題になっている
「シノダケ」の刈り取りです。

このシノダケは、放っておくとどんどん範囲が広くなり、
気がつくとちょっと立派な竹やぶになってしまいます。

南陵の森は、かつての日本にたくさんあった里山を代表する
コナラやクヌギの森を目指して森づくりをしています。
そのため、このシノダケがたくさん広がってくると、
コナラやクヌギ、その他の樹木がなかなか生えることが
できなかったり、成長が妨げられてしまいます。

そんな、シノダケを刈り取り、次回のわくわく森づくり体験で
子どもたちが植樹ができる様にすることが今回のゴールです。

皆さん、黙々と刈り取り作業をしました。
だけど、刈っても刈ってもシノダケが無くなる気配がありません。




それでも、皆さんで協力して刈り進めていくと、
「あ、少し反対側が見える!」という具合に、シノダケが
無くなってきたのが分かるようになりました。



途中、終わらない不安もありましたが、企業の垣根を越えて、
皆さんで同じ目標に向かって一生懸命刈り取り作業をした結果、
無事に刈り取り終了!

思わず感動のガッツポーズです。

今後、この場所にコナラを植え、大切に育てていきたいと思います。
今回は進出企業の皆さんと、市民の森林ボランティア活動の作業が
しやすいように森の手入れをしました。
今はまだ別々に行っている森づくり活動ですが、いずれは企業と
市民、子どもたちが一緒に活動する森づくりを行いたいと思います。
企業と地域が関わりながら行う森づくり、それが私たちの目指す森づくりです。

これからも、ぜひたくさんの方に南陵の森の活動にご参加いただき、
企業や市民、地域の垣根を越えて、一緒に森林ボランティアを
楽しんでいけると良いですね。


次回の企業森づくり活動は、2月を予定しています。
皆さんのご参加をお待ちしています!