2月23日(日)ワクワク森づくり体験を実施しました!
昨日の雨がウソの様な、気持ちの良い青空の下、ワクワク森づくり体験が
元気に始まりました!
今回はベテランボランティアさんから、初めてご参加いただいた方まで
富士宮市民の皆さん、総勢20名がご参加くださいました!
トイレと身支度をすませ早速、南陵の森へ出発です。
途中、ホオジロに出会ったりと皆さんと育てていいる森には
色々な生きものたちが暮らしています。
南陵の森に到着すると、まずは森づくりについてスタッフから
お話がありました。
森の木は、切ってもちゃんと次を育ててあげれば、また生えてきて
立派な木になります。
昔の人は、それをちゃんと知っていて上手に森の手入れをしながら
木を使ってきました。
でも、今私たちが使っているエネルギーのほとんどが石油です。
石油は使ったらそれでおしまいです。
森を育てて木を上手に使うことは、ずっと続く上手な資源の使い方なのですね。
話の後は、いよいよ"森のお手入れ"です。
前回の森の手入れを終わった後に、ふと別の場所に目を向けると、
「キャー!!」去年、皆さんと一生懸命に刈り取ったシノダケが
再び、復活して生えてきているではありませんか!?
今回は、このシノダケを刈り取り、その後にコナラやクヌギが
育つことができるようにする作業です。
今回も慎重に刈り取らないと、その中には小さなコナラや色々な木の
赤ちゃんが隠れています。
大人たちは、ピンク色の目印を付けながら手鎌で丁寧に刈り取っていきました。
今日は少しの作業のつもりでしたが、そこは手慣れた"南陵の森づくりボランティア"
の皆さんだけあって、スタッフの想定を超えるスピードでどんどんと刈り取って行きます。
「後、少し・・・あそこまで刈り取りたい!!」という声がチラホラ、聞こえてきます。
皆さん、真剣に汗を書きながら、草刈りを楽しんでいました!
子どもチームは、前回やり残した絡まり合っているツルを
丁寧に地面から切り離しはがす作業を行いました。
そして、その後はものすごい勢いで大人が刈り取ったシノダケを
エコスタックへ運んでいきます。
重たい草袋を協力して運びます。子どもたちの頑張りもあり、
今回の森の手入れを予定よりもたくさん行うことができました。
皆さん、当にありがとうございました!
今日、救出した小さな赤ちゃんの木が、春からぐんぐん伸びて、きっと冬には
今よりも大きくなった姿を見せてくれると思います。
今からとっても楽しみですね♪
森の手入れの後は、お楽しみの小枝ランプシェード作りです♪
今回は、前回の20倍の小枝を切り出さないといけません。
子どもたちが小枝を集め、それを大人が必死にノコギリで切っていきます。
どんなランプになるのか、この小枝集めが肝心です。
次に切り集めた小枝を麻の紐を使って組み上げていきます。
簡単そうに見えますが、1人では難しい作業です。
協力しあいながら、一本ずつ積み上げています。
今回も素敵な作品が出来上がりました。
きっと皆さん、今頃お家で灯りを点けていることでしょう。
どんなランプになっていますか?
ぜひ、教えてくださいね♪
今回も市民の皆さんと、とても良い森の手入れができました。
ですが、残念なことに全部を終えることができませんでした。
「後、少しなのに・・・救出してほしいよ」と木の赤ちゃんたちの声が聞こえて来そうです。
そこで次回、3月22日(日)に、また森づくり体験を行います。
次回は、『森の手入れときのこの菌打ち体験』です。
たくさんのご参加をお待ちしています!