2018年もあとわずかです。
今年はどんな一年だったでしょうか?
そんなことを思いながら南陵の森を歩いていると、かわいらしいドライフラワーのような実が!
ヘクソカズラの黄色い実と、右側にはオニドコロの実です。
両方ともつる性の植物です。
オニドコロは、この中に種が入っていて、風で飛んでいって種子散布されます。
ヘクソカズラは、葉や茎を踏んだりするととても臭いので、「屁糞蔓」と名付けられていますが、葉が落ち、乾燥してしまった今ではそんな臭さはありません。
こんなにかわいらしい実をつけます。
しばらく行くと、今度はセンニンソウの種。
見づらくてすみませんが、これは、この種が仙人のひげのようだからこの名がついたとのこと。
これもツル性植物です。夏にきれいな白い花を咲かせます。
そして、鳥の声が聞こえてきました。
「ヒッヒッ・・」
よく聞くと、その後「カタカタカタ・・」
ジョウビタキです。
写真が撮れなかったのですが、羽の白い部分がよく目立っていました。
カタカタ・・という声が、火打ち石を叩く音に似ているので、「火焚き(ヒタキ)」というそうです。
すると、今度はトントントントントン・・という音が響いてきました。
上の方を見ると、白と黒のしましま模様の小さな鳥が!
「コゲラ」、そう、いわゆるキツツキです。
こちらも残念ながら写真は撮れませんでした。
冬は木々の葉が落ちて、鳥が見やすくなります。
この時期南陵の森でお散歩すれば、きっと鳥たちに会えますよ!