2019年1月29日(日)に企業森づくり活動を実施しました。
冬晴れの青空の下、株式会社佐藤工機、富士宮通運株式会社、
ダイオーロジスティクス株式会社、エリエールペーパー株式会社より
13名の方が集まり森の手入れ作業を行いました。
最初に雑木林を保全しているエリアの竹やイバラの刈り取り作業と、
昨年の台風でいたるところに落ちている枝の片付けをしました。
南陵の森には、長年に渡りキンランを保全している場所があります。
実はこのキンランは、コナラとコナラに付く菌が無いと生息できない
生きものです。
かつては人の暮らしが今よりも深く森と繋がっていました。
人が利用するために雑木林を育て、管理することで森の中では
よく見る事ができた植物ですが、今は雑木林も減ってしまいあまり
見かけなくなりました。
初めて知る方も多く、皆さん真剣な眼差しで話を聞いていました。
また別の雑木林では、竹が生えてきておりこのまま放置しておくと
どんどん竹に覆われてしまいます。
この竹は切っても切っても生えてくるので、継続して手入れをする
必要があります。
作業は大変ですが皆さんの頑張りで整備が進みました。
きっと春から色々な植物が林床から生えてくることでしょう!
活動の後半は、まだ洞があるような大きな木が少ない南陵の森に
たくさんの野鳥が暮らせるように巣箱を作りました。
同じ会社に所属していても、部署が異なっていたり、
これまであまり話をしたことが無かった方とも会話が生まれ、
楽しみながら作りました。
きっとたくさんの鳥たちがこの森で暮らしてくれることでしょう。
今回も無事に活動を終えることができました。
これからもフォレストセイバーは南陵工業団地進出企業の皆様と
森を守っていきたいと思います。
次回もたくさんの方のご参加をお待ちしております!