2月11日(日)ワクワク森づくり体験を実施しました!
今回は、1月に実施予定でしたが荒天のため、残念ながら延期をした回になります。
今年はびっくりするぐらいの暖冬ですが、時々、急に寒くなったりと、
また雨が降ったらどうしよう・・・と天気が心配な気持ちで当日を迎えました。
ところが、この日はまたまたびっくりするぐらい暖かく穏やかな天気となり、
絶好の森づくり日和となりました。
この日は富士宮市民の皆さん、総勢24名がご参加くださいました!
最初に準備体操をすませ、スタッフから「森づくりがどうして必要か?」
という紙芝居を使った説明がありました。
森づくり体験を通して、人と森や木のつながりを知ってもらうことが
とても大切だとお話がありました。
そして、冬ならではの森の楽しみ方として、"冬芽"を良く見てみると、
なんだか面白い顔が見えてくることを教えてもらいました。
この顔に見えている部分は、葉痕といって葉っぱが付いていた跡です。
大人も子どもも思わず真剣に探しています。
お話の後は、いよいよ"森のお手入れ"です。
市民の皆さんと手入れをしているこの場所は、元々はコナラの林がありました。
このコナラの木を切り倒した後の場所に、再び、コナラやその他の色々な木の
林を育てるための手入れをしています。
今日の大人チームは鎌を持って地面の草をどんどん刈り取ります。
この草があると、育てたいコナラの小さな木に太陽が当たらず、
思い通りに成長しません。
そうならない様に、しっかりと刈り取り作業を行いました。
間違って残したいコナラの木を刈り取らない様に、皆さん真剣に刈り進めました。
子どもチームは、成長し始めた木に巻き付いて、絡まり合っているツルを
丁寧に地面から切り離し、一生懸命はがし取りました。
皆さんの頑張りで、困っていた森の手入れが進み、春を迎える準備ができました。
本当にお疲れ様でした!
森の手入れの後は、お楽しみの小枝スプーン&フォーク作りです♪
森の片隅に積まれている、台風で倒れた木々の小枝を使って、お家で毎日使える
お土産を作ります。
自分でお気に入りの小枝を切って、それを紙やすりで丁寧に磨いて整えます。
そしてスプーンとフォークを付けたら、なんと完成です!
簡単なクラフトですが、どれも小枝に特徴があり、磨けば磨くほど素敵な小枝になります。
それを使って作ったスプーンは、世界にひとつだけのスプーンです。
皆さん、とっても素敵なスプーンが出来上がりました!
最後は、このスプーンを使ったランチを楽しむために、美味しいカレーのお弁当を
プレゼントしました。
自分たちが手入れをした森の中で、自分の作ったスプーンで食べる。
とっても贅沢で素敵な森のランチですね♪
回も、たくさんの市民の皆さんと一緒に、たくさん森の手入れをすることができました。
富士山南陵の森フォレストセイバープロジェクトでは、これからも楽しい森づくり体験を
行っていきます。
たくさんのご参加をお待ちしています!