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ワルナスビ

生きものの特徴 高さが40~70cmで、北アメリカ原産の植物です。昭和の初めに持ち込まれた牧草の中にタネが混ざっていて、本州の中部から西の暖かい場所に広がり生息しています。葉っぱや茎にトゲがあり、繁殖力が強く、葉っぱや花がナスのものに似ているため、「ワルナスビ(悪茄子)」と言われています。6月~9月に白色や淡い紫色の花が咲きます。
南陵の森メモ 南陵の森にも、このワルナスビが生えています。このワルナスビは外国から人間によって持ち込まれた植物「外来種」です。トゲもあり繁殖力も強いので、抜いて無くすことがなかなか難しい植物です。ちょっとやっかいなワルナスビですが、原因は私たち人間の行動です。”悪いナスビ”なんて名前をつけられて、なんだか気の毒な植物です。