いきもの図鑑いきもの図鑑

いきもの図鑑 >ヤブカンゾウ

ヤブカンゾウ

生きものの特徴 「ヤブカンゾウ(藪萱草)」は、高さが80~100㎝で花がユリに似た形の植物です。7月~8月にオレンジ色の花が咲きます。花びらは何枚も重なった形をしていて、1日で咲いて終わる1日花です。中国が原産で、遠い昔に日本に持ち込まれました。名前はヤブカンゾウですが、ヤブの中ではなく林の縁に生えます。食用や漢方薬に使われます。
南陵の森メモ 木がまだ小さい南陵の森は、木陰が少なく夏の間はたくさん草が生えます。まだまだヤブが多い森ですが、このヤブカンゾウは暗いヤブの中ではなく、よく目につく場所に生えています。何年も生きる多年草なので、毎年同じ場所で見つけるとこができます。花を見逃した時は、また次の年に同じ場所へ行ってみると良いかもしれませんね。